当時の担任、益田先生と一緒に。
幼い頃からの夢だった病院歯科に勤めています。
勤務先の患者だったこともあり、他職種の方と連携しながら働く歯科衛生士に憧れて病院歯科で働きたいとずっと思っていました。HOKUEIに入学して1年生の時から口腔外科に興味があったことも就職先を決めたきっかけです。
病院歯科で働くKさん。歯科医院での働き方との違いを教えてください！
一番は他職種と連携して働いていることだと思います。事故などによる外傷・骨折、口腔内に関わる腫瘍や炎症がある方など、歯科医院から紹介状をもらい受診された患者さんへの口腔ケアを行なっているので、より専門的な知識が必要だと感じます。薬剤の知識では、歯科だけでなく他科の薬を学んだり、患者さんが抱えている疾患をカルテで確認し、さまざまな全身疾患について日々広く学ぶ必要があります。大変ではありますが、その分とてもやりがいを感じています。
国試勉強中の思い出を教えてください。
実は、初めの頃は「今のままでもいけるんじゃないか？」と国試を甘く考えていた時期があったんです。でも周りのみんながどんどん点数を上げてきたことで「あれ、私まずいかも」と感じ始め、先生にたくさん教わって何度も過去問を解き直しながらコツをつかんだと思います。
HOKUEIでの学びで活きていることはありますか？
臨地・臨床実習が多かったので現場の雰囲気に比較的早く慣れることができ、働き始めてあたふたすることが少なかったように思います。特にHOKUEIで良かったと感じるのは、入職した4月から患者さんや先生方から「言葉遣いが丁寧でいいね。どこで覚えてきたの？」と褒めていただいたことです。自分でも気付かないうちに、3年間の学校生活の中で自然と接遇マナーができるようになっていたんだ、と感謝しています。
勉強や実習など学ぶことがたくさんありますが、私自身、歯科衛生士になってから患者さんに感謝されることが多く、やりがいを感じていて歯科衛生士になってよかったと日々思っています。卒業して歯科衛生士として働き始めたとき、きっと同じようにやりがいを感じられると思うので3年間を大切に、頑張ってほしいです。
